なるほど 豆知識
H25.12月号 「日本の和栗とヨーロッパ、中国の栗の違いについて」 記事提供: 寺山修司(ドイツ菓子工房エーデルシュタイン)
日本の和栗は、実に渋皮が付いているので、渋皮煮が出来ますが、ヨーロッパ、中国の栗は、鬼皮と渋皮が引っ付いているので、渋皮煮が出来ません。
遠赤外線の焼き網で焼く、鉄のフライパンで蒸し焼きする、栗を冷凍する、ゆでる等の方法によって、皮がむきやすくなるそうです。
中国栗は、甘栗とも呼ばれ、小粒で渋皮が剥がれやすく、甘いのが特徴です。天津甘栗は、まさにそれです。
ヨーロッパの栗は、どちらかと言えば、「栃の実」に割と近いと思います。マロニエと呼ばれ、小ぶりで渋皮もむきやすく、菓子原料として輸入されています。
和栗 栗の渋皮煮
次回、平成26年1月号の記事提供は、西中国信用金庫嘉川支店 片場敏之さんの予定です。乞うご期待!
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