なるほど 豆知識

R2.7月号  「大島紬について」   記事提供:堀  敏一(堀呉服店)

きものの中でも高価な品と言われる大島紬について

大島紬は、奄美大島と鹿児島大島がありますが、本物の大島は 奄美大島で染め織られたものを言いますが、
その出来上がる工程が非常に長期にわたるのと複雑なので高価になるのです。
まず、シャリンバイという木の皮で糸を染めます。これを先染めといいます。
次に鉄分の多い泥田で染めますこれで独特の色調が生まれ、泥大島といわれるゆえんです。
絣織りにになっていますが、縦糸と横糸を合わせるのが非常に難しいのです。
一日に30㎝も織れればよいほうですので,一反物おりあげるのに30日~45日かかります。
奄美へ旅行されたら必ずマングースとはぶの格闘と大島紬の工場見学がコースになっていませんか?
高価な着物であることが工場見学でよくわかると思います。














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